運動会や体育の時間、緊急時など、学校で出番の多い笛・ホイッスル。
使っているそのホイッスル、音がひっくり返りやすくありませんか?
適当なホイッスルを使っていると、いざという時に指示が通りづらくなってしまうことも。
そこで今回は元小学校教員の私が、笛・ホイッスルの選び方とともに、実際に使ってよかった笛・ホイッスルをご紹介します。
都内の公立小学校で計7年間勤務。
産休・育休を1年間挟みましたが、1年生~6年生までの学級担任として働いていました。
現在は、1児のママとして一般企業で働きながら、複数の副業を行っています。
ホイッスルの選び方
ホイッスルを選ぶポイントは、次の3つです。
- はっきりとした大きな音が出る
- 首にかけていても軽い・扱いやすい
- どんな時でも音がひっくり返りにくい
1つずつ、解説します。
①:はっきりとした大きな音が出る
ホイッスルを選ぶ時は、はっきりとした大きな音が出るものが大前提。
運動会や緊急時などで利用する場合に、音が響きにくいものを使うと、合図をしっかりと伝えきることができません。
軽くふいただけでも、しっかりと音が響くものを選びましょう。
②:首にかけていても軽い・扱いやすい
ホイッスルは、基本的に首から下げて使います。
そのため、重かったり扱いづらいものだったりすると、合図を出したい時にパッと使えません。
手で鳴らすタイプは重く扱いづらいので、普段づかいは避けましょう。
③:どんな状況でも音がひっくり返りにくい
ホイッスルを続けてふいていると、中のコルクが湿って動かなくなってしまい、音がひっくり返ってしまうことも。
また、コルクの形が悪かったりコルクが欠けていたりしても、音がひっくり返りやすくなります。
どんな時でも音がひっくり返りにくい笛・ホイッスルを選びましょう。
教員におすすめのホイッスル3選!
はっきり大きな音が出て軽く、音がひっくり返りにくいホイッスルを3つご紹介します。
- PEホイッスル
- フォックス40
- コーチングホイッスル
それぞれのおすすめポイントを解説します。
①:PEホイッスル|molten(モルテン)
お手頃で使いやすいホイッスルなら、モルテンのPEホイッスルがおすすめ。
軽くふいてもはっきりと音が聞こえるので、合図をしっかりと伝えられます。
中にコルクが入っておらず、水洗いができていつでも清潔です。
②:フォックス40|molten(モルテン)
よくとおる高い音が出るホイッスルなら、同じくモルテンのフォックス40。
PEホイッスルより値段は高いですが、騒音の中でもよく響く設計になっています。
こちらも中にコルクが入っていないため、水洗いが可能です。
音がちょっと高いなぁ・・・と感じるなら、少し低めの音が出るフォックス40パールを選びましょう。
③:コーチングホイッスル|molten(モルテン)
特別支援学級の先生にとって、音が大きすぎるホイッスルは扱いづらいですよね。
こちらのコーチングホイッスルは、音量を抑えつつもはっきりとした音が吹ける優れもの。
短くはっきりとした音を出す機会が多い場合にもおすすめです。
まとめ:教員のホイッスルは少し良いものを選ぼう!
ご紹介した3つのホイッスルは、すべて木のコイルが入っていません。
木のコイルが入っているホイッスルは安いですが、音がひっくり返りやすかったり大きな音が出にくかったりします。
子供たちのためにも聞こえやすい、少し良いホイッスルを選びましょう!